政界にも大きな影響力を持つ、ハマのドンこと藤木幸夫(91)さんが最近、話題になっています。
2020年に横浜港運協会の会長を退任してから、新型コロナウイルスの影響もあり、大きな動きがありませんでしたが、ここにきて横浜市長選、IR誘致などと動きが活発になっていらっしゃるようです。
今回は以下のテーマで記事を書かせて頂きます。
・藤木幸夫(ハマのドン)のプロフィール
・藤木幸夫(ハマのドン)の経歴
・藤木幸夫(ハマのドン)の家族
・藤木幸夫(ハマのドン)のカジノ反対
藤木幸夫(ハマのドン)のプロフィール
名前 | 藤木 幸夫(ふじきゆきお) |
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生年月日 | 1930年8月18日(91歳:2021年8月現在) |
出身 | 横浜市西区天神町 |
出身校 | 神奈川県立工業学校 → 早稲田大学政治経済学部 |
藤木幸夫さんは、藤木企業の創業者である藤木幸太郎さんの長男であり、41歳の時に藤木企業の代表取締役社長に就任していらっしゃいます。
91歳とは思えないほどパワフルで、発言したことが全てニュースになるほど影響力のある方です。
8月22日投開票の横浜市長選でも、ハマのドンこと藤木さんが鍵を握っていたと言っても過言ではないでしょう。
それでは藤木さんのことを少し深掘りしていきましょう。
藤木幸夫(ハマのドン)の経歴
1970年5月 – 藤木企業株式会社代表取締役社長
1981年6月 – ポートサービス株式会社代表取締役会長(現職)
1986年4月 – 株式会社横浜スタジアム取締役
1986年6月 – 社団法人日本港運協会副会長(現職)
1986年7月 – 社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団理事(現職)
1988年4月 – 神奈川県野球協議会会長(現職)
1992年6月 – 横浜エフエム放送株式会社代表取締役社長
2000年4月 – 財団法人横浜市体育協会名誉会長(現職)
2000年4月 – 株式会社横浜スタジアム取締役会長
2003年2月 – 藤木企業株式会社代表取締役会長(現職)
2008年3月 – 同社代表取締役会長(現職)
2019年5月 – 横浜港ハーバーリゾート協会会長(現職)
2020年6月 – 横浜エフエム放送株式会社代表取締役会長(現職)
藤木幸夫さんの経歴を見ると港湾だけでなく、横浜のスポーツやメディア、病院関連にまで携わっていらっしゃいます。
当然、政財界との繋がりが深いので「ハマのドン」と称されるのも納得です。
菅首相とも親交があるようで、横浜市長選の結果に対してもし藤木さんに電話があれば
『(首相を)やめろ』と言う」
と発言していらっしゃいます。
お二人の会話のやり取りがすごく興味があります。藤木さんと接すると菅首相がタジタジになるのでしょうか。
藤木幸夫(ハマのドン)の家族
藤木幸夫さんには、4人の息子さんがいらっしゃるようです。
皆さん藤木グループで活躍していらっしゃいますが所属先を紹介させて頂きます。
長男 藤木幸太 藤木企業株式会社 代表取締役社長
次男 藤木幸二 藤木陸運株式会社 代表取締役社長
三男 藤木幸三 株式会社三協 代表取締役社長
四男 藤木幸吉 藤木企業株式会社 代表取締役副社長
当然ですが、皆さん社長・副社長のようですね。
藤木グループといえば、総社員は1,000人を超える大企業であり横浜で知らない方はいないでしょう。
世界の横浜港を支えているグループですので当然、横浜の政治やIR誘致にも大きな影響力があることは間違いありません。
藤木幸夫(ハマのドン)のカジノ反対
横浜市長選 「ハマのドン」藤木幸夫氏、山中竹春氏支援を表明 https://t.co/Rb23W0BK3c
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) July 17, 2021
【藤木幸夫さんのこれまでの発言】
- 「(市民らが)依存症になっては困る。山下ふ頭を『国際金融マフィア』に渡して、そこで金もうけをさせてはならない」
- 「山下ふ頭をばくち場にしない」
- IR誘致を表明した林市長に対し「顔に泥を塗られた」
- カジノの開業が決まれば「オープンの日に切腹して死ぬ」
- 横浜港の開発計画に反対しているわけではない。カジノに反対している
8月22日投開票の横浜市長選では8人が名乗りを上げ、最大の争点はIR(統合型リゾート施設)つまりカジノ誘致だったのは間違いないでしょう。
IRを推進してきた4選を目指す林文子元市長や、元国家公安委員長の小此木八郎さんを退け、藤木幸夫さんが支援をした山中竹春さんが当選を果たしました。
コロナの専門家であり、市民と向き合う公約で多くの期待が集まった山中さんではありますが、やはり後押しした藤木さんの影響力は大きかったのではないでしょうか。
まとめ
今回は「藤木幸夫(ハマのドン)の経歴や家族!カジノ反対についても調査!」について記事を書かせて頂きました。
最後にまとめです。
●藤木幸夫さんは41歳の時に藤木企業の代表取締役社長に就任
●港湾だけでなく横浜のスポーツやメディア、病院関連にまで携わっている
●政財界との繋がりが深いので「ハマのドン」と称される
●4人の息子さんは全員、藤木グループで活躍
●横浜市長選で当選した山中竹春さんは藤木さんが支援していた
今の流れからすると横浜へのIR誘致は遠のいたようですね。
今後の藤木幸夫さんの動向にも注目しておきたいですね。
最後までお読み頂きありがとうございました。