厚生労働省が新型コロナウイルス対策として進めている接触確認アプリ『COCOA(ココア)』をダウンロードして試してみました。
現段階では登録者が少なく、まだまだ改良点は必要ですが今後、新型コロナウイルスと共存していくために、一人でも多くの方に接触確認アプリ『COCOA』をダウンロードして頂きたいと思います。
接触確認アプリ『COCOA』
アプリの愛称である『COCOA』は、正式名称「新型コロナウイルス接触確認アプリ」の英文字表記(COVID-19 Contact-Confirming Application)の頭文字から取られています。
仕様としては、アプリを導入した人が15分以上、1メートル以内に近づいた状態で一緒にいると、互いの情報を交換。仮に利用者が新型コロナウイルスに感染した場合、その旨をアプリに登録すると、陽性者と過去14日間に濃厚接触の可能性があると通知が飛びます。
『COCOA』の登録者数
2020年7月22日現在のアプリダウンロード数は約797万件です。陽性登録件数は合計で38件です。
国民の6割が活用しないと、アプリというのは有効に機能しないと言われています。
LINEの登録者が8400万人、Twitterが4500万人となっていることからも国民6割の壁がいかに高いかわかります。
しかし、外出するとマスクをしていない人は、ほとんどいないというぐらい新型コロナウイルスに対する国民の意識は高くなっています。
新型コロナウイルスとの共存を考えれば『COCOA』はダウンロードすべきだと思います。
『COCOA』使用時の注意点
- 不具合や改良が定期的に発生するためアップデートは忘れずに行う
- ブルートゥースをONにしておくこと
- アプリを削除して再度インストールした場合、それまでの接触履歴も削除されてしまう
- 動作可能なOSバージョンは、iPhone端末ではiOS 13.5以上、Android端末ではAndroid 6.0以上

『COCOA』のメリット
- 利用者が増えることで、感染拡大の防止につながる
- 自らの感染に気づき、周囲の家族や同僚などにうつすリスクを軽減
- 陽性者と接触した可能性が分かることで、PCR検査の受診など保健所のサポートを早く受けることができる
https://twitter.com/erenbkuchiku1/status/1286479580631465984
4連休で出掛ける方や、仕事で都心部に行く方は「新型コロナウイルス接触確認アプリ」を是非インストールしてください。移動先で陽性者との接触があればスマートフォンへ通知が行きます。
#COCOA #コロナ #感染防止 pic.twitter.com/ZyiJDKXdlx— sono/カウンセラー (@sono_0106) July 24, 2020
『COCOA』の問題点
- 登録者が国民の1割に満たない
- アプリの効用はスマホ利用者・アプリ利用者である場合に限られる(高齢者はスマホを所持していないことが多い)
厚生労働省が接触確認アプリ『COCOA』を作ったところまでは素晴らしいと思います。
次は、登録者をどのように増やすかが課題だと思います。PCR検査を受けた方は登録義務を設けたりするなど、何らかの強制力は必要になってくると思います。
cocoaについて。陽性者は必ず全員登録!という風にしないと意味ないんじゃないのかな。国が強制的にしないと。未感染者に関しても登録者増やすには何かないと増えないよ。考えてほしい。意味なさそうだなと思いながら私は登録してます。#cocoa
— hibino株初心者⭐︎ (@KotoHibino) July 9, 2020
感染確認アプリの #cocoa な、登録者が少ない!って報道するより登録を促す報道は出来ないのかっての。
しばらく画面端に検索方法とQRコード載せることくらいできないのかね。— 乞食のファルコ※RT、フォロー歓迎 (@falfal86) July 9, 2020
最後に
私が接触確認アプリ『COCOA』を使い始めて約20日ほど経ちましたが幸いにして陽性者との接触はありません。
もちろん、登録者数を考えるとまだまだ信用できるレベルではありません。
とにかく登録者数が増加してアプリの効果が上がることを期待したいと思います。私も微力ではありますが周囲の方にはアプリ登録を促しています。
国の政策に対しては詰めが甘いところが多く不満がある方も多いと思いますが、私たち国民もできることを対応して、新型コロナウイルスとの共存を考えていかないといけないですね。

